保険整理ナビ

保険整理ナビ/保障の種類と選び方

保障の種類と選び方

生命・医療・就業不能の3種類について、誰に必要か・公的保障との関係・検討時のポイントを整理しています。 商品の比較やランキングではなく、考え方の整理が目的です。

01

生命保険(死亡保障)

万が一の際に、残された家族への経済的保障

亡くなった際に、残された家族が生活を続けるための資金を補う保険です。「自分が死んだときに、経済的に困る人がいるかどうか」が加入を判断する基本的な軸になります。

優先度が上がるのはこんな状況

配偶者または子どもがいるひとり親で子どもを養っている住宅ローンが残っている家族の生活費の大部分を自分が担っている

公的保障(遺族年金)との関係

会社員・公務員であれば遺族厚生年金が、自営業・フリーランスでも遺族基礎年金が一定額支給されます。まず「自分の遺族年金の概算額」を確認し、それで足りない分を民間保険で補う、という考え方が合理的です。独身や扶養なしの場合は、そもそも死亡保障の優先度は低くなります。

検討時に確認したいこと

  1. 01残された家族が必要とする生活費(毎月)× 年数から「必要保障額」を概算する
  2. 02遺族年金・退職金・貯蓄で賄える部分を差し引いて、保険でカバーすべき不足額を出す
  3. 03子どもの独立まで等、保障が必要な期間に応じて「定期保険」か「収入保障保険」を検討する

02

医療保険

入院・手術時の費用負担と収入減少への備え

入院・手術が発生した際の医療費自己負担と、働けない期間の収入減少に備える保険です。日本には「高額療養費制度」があるため、医療費そのものは思ったより抑えられます。一方、差額ベッド代・食事代・交通費など公的制度の対象外の費用と、収入が止まるリスクが主な備えの対象になります。

優先度が上がるのはこんな状況

自営業・フリーランスで傷病手当金がない貯蓄が少なく、急な出費への余裕がない40代以上で入院リスクが高まってきた非正規雇用で収入が不安定

公的保障(高額療養費制度)との関係

高額療養費制度により、1ヶ月の医療費自己負担には上限があります(収入によって異なるが、標準的な会社員で約8〜9万円/月)。つまり、医療費そのものは制度で一定以上かかりません。ただし、この制度は差額ベッド代・食事代・先進医療には適用されません。また、収入補填の機能はないため、入院中の生活費は別途考える必要があります。

検討時に確認したいこと

  1. 01自分の高額療養費の自己負担限度額を確認する(収入帯によって異なる)
  2. 02手術・入院が1〜2ヶ月続いた場合に、現在の貯蓄で生活費を賄えるかを試算する
  3. 03会社員なら傷病手当金(最大18ヶ月・収入の2/3)で収入をある程度カバーできるか確認する

03

就業不能保険・収入保障

病気やケガで長期間働けなくなった際の収入補填

病気やケガで数ヶ月〜数年にわたって働けなくなった場合に、収入の一部を補填する保険です。死亡や入院より発生確率は高いとされており、特に公的保障が手薄な自営業・フリーランスにとっては優先度の高い備えになります。

優先度が上がるのはこんな状況

自営業・フリーランスで傷病手当金がない非正規雇用で雇用保険のカバーが限定的住宅ローンや養育費など毎月の固定支出が大きい貯蓄が少なく、数ヶ月の収入途絶に耐えられない

公的保障(傷病手当金・障害年金)との関係

会社員・公務員には傷病手当金(最大1年6ヶ月・標準報酬日額の3分の2)が支給されます。これは手厚い制度で、短中期の療養はカバーできます。一方、自営業・フリーランスにはこの制度がありません。また、障害が残った場合は障害年金が受給できますが、金額は限定的です(障害基礎年金は1級で約100万円/年)。自営業・非正規の方は特に就業不能への備えを優先的に検討する価値があります。

検討時に確認したいこと

  1. 01会社員かどうかを確認し、傷病手当金で何ヶ月・いくらカバーできるかを試算する
  2. 02傷病手当金が終わった後(1年6ヶ月以降)の生活費を、貯蓄でどれだけ賄えるかを考える
  3. 03就業不能保険は「免責期間(保険金が出るまでの待機期間)」が30〜180日と幅があるため、自分の公的保障・貯蓄と合わせて検討する

次のステップ

どの保障が必要か、まだ整理できていない

診断ツールで状況を入力すると、優先度が自動で判定されます。

診断ツールへ

自分で判断するのが難しい

中立なFPへの無料相談で、過不足を客観的に確認できます。

無料相談へ